朴 仁権 先生 特別講演会 / 11月14日〈終了〉
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朴 仁権 先生 特別講演会
- 矯正移動メカニクスに対応するTADの臨床適用について -
≪ IDB倶楽部後援 会長:菅原泰典≫
Temporary Anchorage Devices(以下TAD)は、日本の嘉ノ海先生がインプラントを矯正臨床に利用した以降、世界の矯正歯科では、歯の移動に関するパラダイムシフトが起こった。
TADは基本的に歯槽骨に植立した小型インプラントで骨接合が起こったとき骨内では不動という特徴があり、口腔内の固定源として小さく、安定的で使いやすいという良い条件を持っている。
特に、歯の移動を治療初期から3次元的にコントロールするStraight Wire Appliance(SWA)が一般化されている最近の矯正歯科臨床には、ブラケットポジションの重要性と共に、メカニクスの単純化と患者の協力がなくても矯正歯科医の意図どおりに歯と歯列が3次元的に動く無限の可能性を持ち広く使われている。
近年、インプラント組織学研究の進歩で、安定性も確保し、日常臨床に欠かせない装置になっている。
しかし、外科的手法は勿論、歯周組織学、精密な歯槽骨解剖の知識を習得されないと副作用の危険と失敗につながる事がある。
今回の講習会には、TADの基本知識を始め、臨床に必要な歯周組織学、歯槽骨解剖学、植立方法、並びに、症例別の歯の移動に関する力系(メカニクス)を説明し、TADの臨床利用が成功する要領を説明します。
【講義の概要】
第一部:TADの基本
生力学と共に組織学並びに解剖学的基本知識を復習
第二部:矯正診断のパラダイムシフト
絶対固定源は歯科矯正臨床に何が出来るか
第三部:症例別のTADの臨床応用
不正咬合種類別に対するTADの適用
第四部:不快事項と解決
副作用又は合併症に対する対策
第五部:まとめとQ&A
【講師】
朴 仁権 先生 (Dr.Park Inkwon)
経歴
1976 年3月- 1980年2月
延世大学歯科専門学校 DDS
1981 年9月- 1983 年8月
延世大学大学院 MS
1985 年5月- 1988 年3月
東京歯科大学大学院
1986 年4月- 1991年11月
東京歯科大学大学院 博士号取
1986 年6月
日本歯科医師免許取得
1992 年- 1993 年
クリニカルインストラクター
東京歯科大学矯正歯科大学矯正学科
1993 年 – 現在臨床教授
延世大学歯科大学矯正歯科大学矯正学科
1993 年 – 1996 年 国際関係担当ディレクター
1999 年 – 2002 年 ソウル歯科医師会
2004 年 – 2006 年 エグゼクティブディレクター
韓国矯正歯科学会(KSO)
他、ライセンス、World Wide プレゼンテーションと特別講演多数
【開催日時】
2024 年11月14 日(木)13:00~17:00
【会場】
オーソデントラム3F 研修室
東京都中央区日本橋人形町2-7-15
【受講費】
22,000 円(税込)
【募集人数】
25名
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( 平日・9時~17時 / 担当・吉田 )
※ 本セミナーは終了致しました。