・pH.D.Degree(Cum Laude)University of Barcelona(UB)2006
・DDS degree by the University Complutense of Mdrid(UCM)
・MSD degree by the University of Barcelona(UB)
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カリエールモーションは、ブラケットやアライナー治療の前準備として使用する装置です。
全ての歯を動かす前に、犬歯から奥歯までを正しい位置関係にする事で効率的な治療が可能になります。また同様の効果を持つ他の装置に比べて構造がシンプルなため、違和感が少ない事も特徴です。 -
適応するケースで、カリエールモーションを使用した場合は、ブラケットだけの治療に比べ約30%以上の期間短縮が計れます。
SAGITTAL FIRST PHILOSOPHY By Dr. LUIS CARRIER
-カリエール先生によるサジタルファーストフィロソフィー
サジタルファーストフィロソフィーとは、クラスⅡクラスⅢ症例の治療を標準化・単純化する事で、治療期間の短縮をアプローチすると言う、画期的なフィロソフィーです。
このフィロソフィーに基づき、上下顎の前後的関係を是正するため、ブラケットやアライナーを装着する前の段階でカリエールモーション3D装置を使用して、3~6ヶ月の間にクラスⅠを構築します。
治療において難しいとされる部分を最初に解決することによって、治療期間を大幅に短縮できると言う考え方です。
1ヶ月に約1mmほどの改善が目安となりますが、患者さんの症状によって異なります。また、上下にかけるゴムの力を利用して動かしていますので、このゴムの協力度によってその期間が左右されます。装着期間は3~6ヶ月程度の見込みです。次の症例は実際の一例です。
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Before Braces - 治療前 -
犬歯と第一大臼歯のⅡ級関係が見られます。
また、前歯に過度なジェットが見られます。 -
After Motion 3D Appliance - カリエールモーション装着 -
上顎の犬歯と第一大臼歯に、カリエールモーションを接着。
下顎の第一大臼歯には、チューブを接着。
なお下顎は固定源として一塊にするため、アライナー(硬めのクリアリテーナー/スプリント用のシートで製作したマウスピースなど)を装着します。
※この時、リンガルアーチを選択する場合もあります。 -
After Motion 3D Appliance 12Weeks - カリエールモーション装着3ヶ月経過 -
カリエールエラスティックを使用し、3か月経過の状態。
第一大臼歯と犬歯の咬合関係にリラップスを想定したオーバーコレクションが見られます。 -
After Bracket - ブラケット装着4ヶ月経過 -
カリエールモーションをはずしたその日に、ブラケットとワイヤーを装着し、4か月経過の状態。
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After Braces - 治療終了時 -
治療の終了にて、ブラケット除去直後の状態。
臼歯と犬歯の咬合関係がⅠ級に仕上がっている状態が見られます。
カリエールモーション 応用セミナー / 10月10日〈終了〉
カリエールモーション3D・スペシャルセミナー / 6月6日〈終了〉
カリエールモーション 実践セミナー / 9月18日 Hybrid開催 (終了)
セミナー演者情報
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