SEMINAR
カリエールSLXブラケットとは?
CARRIERE Motion 3D考案者
Dr. LUIS CARRIERE(ルイス・カリエール先生)
D.D.S.,M.S.D.,Ph.D
・pH.D.Degree(Cum Laude)University of Barcelona(UB)2006
・DDS degree by the University Complutense of Mdrid(UCM)
・MSD degree by the University of Barcelona(UB)
カリエールSLXブラケットとは?
カリエールSLXブラケットは、カリエールモーション開発者/ルイス・カリエール先生により考案された、フルパッシブ・セルフライゲーションブラケットです。
ルイス・カリエール先生は、サジタルファーストと言う考え方に基づき、治療期間の短縮を提唱されています。
治療期間の効率を計る
適応するケースで、カリエールモーションを使用した場合は、ブラケットだけの治療に比べ約30%以上の期間短縮がはかれます。
特徴は? 何が良いの?
治療期間の短縮を提唱するルイス・カリエール先生は、ご自身の診療で、元々、フルパッシブ・セルフライゲーションブラケットを使用しておりましたが、より改良が必要だと考え、様々な工夫を加味し、独自のブラケットを考案するに至りました。
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カリエールSLX メイキング
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患者様の様子
特徴1:コントロール性能の向上
カリエールSLXブラケットは、セルフライゲーション機構となるシャッターが、スロットいっぱいに覆う形の設計です。(図①参照)
また、ブラケット本体も歯牙に合わせたブラケット幅の設計です。
この事から、インアウトやローテーションのコントロールが適切に行い易くなります。
さらに、接着面からスロットまでの距離について、ロープロファイルを意図した設計のため、歯軸を調整する矯正力が、効率よく歯牙に加わり易くなります。(図②参照)
フルパッシブ・セルフライゲーションブラケットの長所として、治療の初期・中期における歯体移動の早さについては、広く知られている所ですが、これにコントロール性能の向上を加味させる事は、治療の中期・後期における効率面でも優位であり、トータル的な治療期間の短縮につながると考えられます。
Ⅱ級・Ⅲ級の症例では、事前にカリエールモーションを用いる事で、さらなる効率化・期間短縮が図れます。
なお、治療期間の短縮は、患者様のニーズにこたえるだけでなく、医院のタイムマネージメントにも有効となり得ます。
特徴2:患者様の快適性を追求
フルパッシブ・セルフライゲーションブラケットは、シャッター部をロックするためのパーツが唇舌的方向に配置されている事により、その構造上、どうしてもブラケット全体に唇舌的な “高さ” が生じてしまいました。
カリエールSLXブラケットは、この唇舌的な方向に配置されたパーツを近遠心的な方向に改良。
これにより、ブラケット本体の “高さ” が抑えられた事から、患者様の違和感の低減につながると考えられます。
ご使用の患者さんに喜ばれている理由
- 治療期間の短縮
- 目立たない
- 違和感が少ない
開閉は?
オープナーの先端を、ブラケットの開閉用の溝にあてて、90°回すだけでシャッターが開きます。
閉じる時は、咬合面側からシャッターを指で押します。
※下顎も同様に、咬合面側からシャッターを押して閉めます。
※ 専用オープナーについて
よりスムースな開閉のために、専用のオープナーがございます。
この専用オープナーは、先端がスロットの奥まではいりこまない設計となっており、スムースな開閉が行える事のほか、ブラケットを壊さないと言ったメリットもございます。
ワイヤー交換に際して、シャッターのスムースな開閉は、チェアータイムの短縮につながります。
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カリエールモーション3D・スペシャルセミナー / 6月6日〈終了〉
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