不正咬合はさまざまな要因から成り立っていますが、その一因となるものが口腔周囲の機能異常です。
固定装置で本格矯正治療をする前に、歯並びやかみ合わせに関係する悪習癖を取り除き、正しい顎の発育、顔面筋の成長を促し、歯並びやかみ合わせのための環境を改善させることを目的として使用します。(予防が目的)
正しい呼吸や嚥下を覚えることで正しい成長をしてその結果として歯並びも正しい方向に誘導されます。
- 舌の改善
- 口唇閉塞の不全の改善
- 口腔周囲筋機能の改善
- 鼻呼吸の習慣化(誘導)
- 顎成長サポート
- 矯正治療前の口腔周囲筋機能訓練
固定装置を用いた矯正治療は12歳頃から始めますがEF Lineは4~8歳くらいからの早い時期から発育を利用した矯正が始められます。毎日昼間2~4時間と就寝時、1年間の使用で約8割のお子様に改善を認めます。(個人差があります)
口呼吸は歯並びを悪くする大きな原因のひとつで、全身の健康にも悪影響を及ぼします。
鼻呼吸を習慣化することで、むし歯予防や歯の着色防止、口腔内だけでなく、感染予防やいびきの改善など、たくさんのメリットがあります。